2019年8月21日(水)にゲスト講師として似顔絵作家の【ぶんころさん】に来て頂きました。
・NCNコンベンション(似顔絵世界大会@アメリカ)2007年 デザイン部門 2位
・似顔絵登竜門(席描き似顔絵大会@名古屋)2009年 総合6位
・似顔絵竜王賞(席描き似顔絵大会@名古屋)2010年 総合5位
・ISCAミニコンベンション(似顔絵世界大会@韓国)2010年
ファニー部門 1位
・ISCAミニコンベンション(似顔絵世界大会@大阪)2011年
リテイル部門 3位
大阪府立大学学長賞
・2015年似顔絵全国大会(似顔絵楽座竜王賞) 優勝
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この記事はその時に行ったプチインタビューの内容です。
この記事の目次
1.アーティスト名とその由来
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ペットで文鳥の『ぶんちゃん』を飼っていていたので、そこからサインを考えたりして【ぶんころ】とつけました。専門学校生の時に決めたアーティストネームです。
2.似顔絵を始めた年齢ときっかけは何ですか?
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中学生の頃に先生の顔を描いたり、あとは高校生の時に新聞部だったので、そこでも先生の似顔絵を描いたりしていました。その頃はお笑いブームで、当時は中川家さんとかがすごくて『マンスリーよしもと』という雑誌に芸人さんの似顔絵を描いてよく投稿したりもしていました。
そして専門学校在籍中に友達に誘われて大阪なんばにある『ひっかけ橋』で有名な橋の上で路上似顔絵をしました。その時は似顔絵勉強中みたいな感じだったので、無料で描き始めましたが、その時にお客さまが気持ちとして渡してくれたジュースが本当に嬉しかったのを今でも覚えています。
あとは2002年か2003年頃に東急ハンズの方に声をかけてもらって、1人500円、2人800円で、はがきサイズ・色鉛筆で似顔絵を描いていたこともあります。当時は似顔絵自体がまだまだ珍しかったので、たくさんのお客さんが来てくれたので、ちょっと良いお小遣いを頂いていました。
3.似顔絵のどこに面白さや幸せを感じますか?
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一番最初の描き始めた頃と変わりませんが、描いたお客さんの嬉しそうな顔です。
ちっちゃい子供に、ヤンキーのお兄ちゃん、ギャルのお姉ちゃん、いかついオッチャンも、にこにこの姿に幸せを感じます。
4.似顔絵の作品としてのこだわりはありますか? 7つの「せる」
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私は似顔絵を描くにあたって、どこかで勉強をしたわけではなく、独学で描いてきました。なので我流ですが、できる限り似ている似顔絵はもちろんのこと、雰囲気まで似せたい!と思って描いています。
そして『楽しいところ』には自然と人が集まるので、描いている時もお客さまと楽しくお喋りするのも大事にしていて、その『ひととき』も持って帰って頂けるように心がけています。
名古屋で行われた似顔絵の全国大会があったんですが、そこで優勝を決めるのはお客さまの投票というシステムでした。なのでたくさん出場している似顔絵作家の中から、どうしたらお客さまに「ぶんころさんに描いてもらいたい!」と思ってもらえるだろうか。そのために自分は何が出来るだろうか?と考えて、似顔絵には7つの【せる】があるという考えにたどり着きました。
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- 似せる
- 観せる … 楽しい場、雰囲気づくり。
- 見せる … 色紙を持ち上げて描くのではなく、机に置いてお客様に作画工程を見てもらいながら描く。
- 見せる … 似顔絵のサンプルの看板をしっかり作って、お客様に「私がぶんころさんに描いてもらったらあんな感じになるかも♪」と完成を想像・予想してもらう。
- 魅せる … 作家のファンになってもらう。だから作家性・人間性も大事にする。
- 楽しませる … トーク過程も楽しんでもらいたいし、家に持って帰って飾っている時にも、良い思い出として楽しい時間が続いてくれるように、という気持ちで描く。
- 喜ばせる … これは対面の似顔絵ではなく、写真からお描きする似顔絵の時になんですが、依頼者とのコミュニケーションを大事にして、直接合っていないモデルさんにも喜んでもらえるように描く。
以上が似顔絵の7つの「せる」だと考えています。
この全国大会をきっかけに生まれた7つの「せる」は今でも私の大事なこだわりです。
5.似顔絵を仕事として続けていくために大切にしていることはありますか?
1枚の似顔絵は絵師とお客さまで一緒に共同作業みたいに作り上げるものだと思っています。
そうやって大切に描いた絵は、家に大事に飾ってもらえて、それがまた口コミで広がって、リピーターさんや次のお仕事に繋がると考えているので、いつも出来る限りのクオリティとパフォーマンスを!と思っています。
インタビューのあとがき
ぶんころさんは私(マジェリン)が好きな作家さんの1人なので、ずっとゲストにお招きしたくて、今回やっとその夢が叶いました^_^
惜しみなく丁寧に似顔絵の情熱を語ってくださり、新しいぶんころさんの一面を見られて嬉しかったです。
インタビューの後は生徒さんが見守る中、似顔絵を描いて実演して下さったり、生徒さんと描き合いっこをしたり
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いつもと違う刺激に、生徒さん達の目もキラキラしておりました☆
ぶんころさん、まだお子様が小さくて大変な時期だったと思いますが、改めてゲスト講師を引き受けて下さりありがとうございました^_^
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