こんにちは。似顔絵師のかっとです。5年前にWEBサービスの活用方法の記事を書きました。
これから似顔絵師になりたいけどWEBサービスの活用方法で悩んでいる方へ「ホームページの作り方については次回の記事で書きます」と言って5年も経ってしまいました。。。すみません。
以前の記事で紹介したようなホームページ以外のWEBサービスは今ならココナラ で似顔絵を販売している人が多いですね。
ココナラのようなサービスを使えば、ホームページが無くても似顔絵を個人で販売することが出来ますが、ホームページがあった方がお客様が安心して依頼しやすくなります。イベント出張など企業からの依頼を受けたい場合もホームページがあった方が信頼されます。
また自分のホームページで販売するなら販売手数料もかからないので、ホームページからある程度売上が見込めるならホームページにかかる維持費の方がココナラにかかる手数料より安くなります。
この記事の目次
ホームページ作成の基礎知識
「ドメイン」とは簡単に言うとインターネット上の住所のようなものです。
「ドメイン」には「独自ドメイン」と「サブドメイン」があります。
「独自ドメイン」は自分だけのオリジナルの住所をネット上に持てると思ってください。ドメイン取得サービスで年間1500円ほどで取得できます。
僕はXserverドメインでドメインを取得しています。
ちなみに僕が独自ドメインで運営している似顔絵のホームページは以下の3つです。
- 似顔絵ざんまい https://.shabonhead.com
(似顔絵出張サービス) - にがおえ団 https://nigaoedan.com
(似顔絵の店舗) - ニテンナスクール https://nitenna.net
(似顔絵教室)
似顔絵出張は主に企業の人、似顔絵の店舗は個人のお客様、似顔絵教室は似顔絵を学びたい人とそれぞれ見てほしい人が違うので、3つ作っています。
「サブドメイン」は、ホームページ作成サービスの「ジンドゥー」や「wix」などの無料版でホームページを作成した場合に使われています。
ジンドゥーの無料版の場合
「https://〇〇〇.jimdofree.com」の〇〇〇の部分がサブドメインです。ここの文字列は自分で決めることになります。
サブドメインはホームページ作成サービスの会社が無料で住所を貸してくれている
と考えてください。
無料で使えるサブドメインは借りている状態ですので、例えばジンドゥーのサブドメインを使う場合、もしもジンドゥーのサービスが終了したら自分の住所も消えてしまいます。
例えば、似顔絵を描いたお客様が自分のホームページをブログやSNSでリンクして紹介してくれても、ドメインが変わってしまったらサイトにたどり着いてもらえません。
独自ドメインで運営していれば自分の住所は消えることはないので、使っているサービスが終了したり、他のサービスに変えたくなっても自分の住所を変えずにデータを移して乗り換えることが出来ます。
また、サブドメインはSEO(検索エンジンの上位表示対策)にも不利だと言われています。
ただし今はSNSを使って集客することも出来るので、SNSを積極的に使って集客して、お客様にもSNSで認知してもらい、ホームページは集客よりも注文を受けるだけの場所として独自ドメインを使わないという考えもありだとは思います。
個人的には、年間1,500円程度なので独自ドメインを取得するメリットの方が大きいと思いますが、それぞれの集客方法や仕事のスタイルに合わせて、まずは独自ドメインを取得するかどうか考えてみてください。
この記事では独自ドメインで運営するものとして、ホームページ作成サービスを紹介しています。
似顔絵を販売するとなるとamazonや楽天市場のようなショッピングカートをイメージする人が多いと思いますが、意外と似顔絵販売でショッピングカートを使うのは難しいです。
- 写真によって描けるかどうかの判断が注文時には出来ない
- 要望内容によって値段が変わる
- 要望内容をお客様が注文時に具体的にイメージできていない場合も多い
- 色紙サイズや額縁などお客様が検討中、相談したい場合がある
- 一枚一枚手作りの商品なので、納期が間に合うかどうかの相談がいる
このように、似顔絵販売はお客様に写真を送ってもらわなければ描けないので、ショッピングカートで購入しても、メールで細かくヒアリングする必要があります。
また下書き確認ありの場合は、一度下書き画像をメールで送ることになるので、結局メールでやりとりすることになります。
それなら最初からメールで注文してもらうか、メールフォームを用意して注文してもらい、注文内容や納期が確実に決まってから決済する方が良いです。
というわで、似顔絵販売のホームページに必要な機能は
- 似顔絵の商品サンプルをきれいにみせることが出来る
- 出来ればメールフォーム(注文フォーム)がある
- 独自ドメインが使える
これだけです。決済に関しても最初は銀行振込をメールでお知らせする形で始めれば良いと思います。
メールフォームが無くてもメールアドレスを記載すれば受注出来ますが、住所入力やお客様情報を管理するためにもメールフォームはあった方が便利です。
それに加えて、更新のしやすさと料金で選べば良いと思います。
デザインは、似顔絵という商品がきれいに見えるようにシンプルなものがいいでしょう。
下記に独自ドメインとメールフォームが使えて、更新しやすい似顔絵作成サービスをまとめました。どれも独自ドメイン代金込みで月額2,000円以内でホームページを持つことが出来ます。
無料でお試しできる期間があるので、まずは無料のプランで試してみてください。
そして、無料プランのままだと独自ドメインが使えないので、操作にも慣れて本格的に運営していきたくなったら、有料プランに変更して独自ドメインを使うようにすると良いと思います。
ホームページ作成サービス
似顔師さんで使っている人も多いサービスです。
月額965円のProプランから独自ドメインが使えます。問い合わせフォームもついていて、似顔絵販売を始めるには十分な機能です。
独自ドメインは他者で取得したものも使えますし、ジンドゥーでも取得出来ます。ジンドゥーで独自ドメインを取得した場合、初回契約時は無料で更新時にはドメイン費用として年額1,650円(税込)掛かります。
他社で取得してもそんなに値段は変わらないので、ドメイン取得が難しい人にとっても良いサービスだと思います。
月額1,078円のライトプランから独自ドメインが使えて、問い合わせフォームもついてきます。
ライトプランは3ページまでしか作れませんが、似顔絵販売だけなら十分かもしれません。
管理画面がとても使いやすく、テンプレートも豊富でとてもきれいです。
無料のプランは無く、月額1,100円のエコノミープランが一番安いプランになります。(無料のお試し期間はあります)エコノミープランでも十分すぎる機能が揃っているのですが、お問い合わせフォームは制限があるので、細かくお問合せフォームを設定したい場合は1,650円のライトプランにする必要があります。
独自ドメインも月額330でグーぺで取得できますが、他社で取得したら年間1500円ほどなので他社で取得したドメインを使う方がお得です。
カレンダーや予約フォームの機能もあるので、ホームページだけでなく似顔絵のお店を出店したい人やズームなどを使ってオンラインの対面似顔絵をやりたい人にとってはかなりおすすめです。
年間契約すると月額1,466円で利用でき、さらに独自ドメインの取得の代行と管理費もついてくるので、独自ドメインの取得が難しいと感じる方にもおすすめです。
登録時、「ホームページタイトル」、「業種」、「デザイン」の3つを入力すれば、すぐにホームページが作成できます。試しに作ってみましたが本当にあっというまに作れました。
デザインのテンプレートは他のサービスの方が洗練されている感じに見えますが、似顔絵は親しみやすさの方が大事ですし、何よりも手軽に始められるのでとても似顔絵販売向きのサービスです。
僕が使っているツールです。正直パソコン初心者の方にはおすすめしません。
ですが、使い慣れれば一番良いサービスです。
WordPressは他のサービスとは少し毛色が違います。
WordPress自体は無料なのです、WordPressは有料のサーバーを借りてインストールする必要があります。
サーバーとはホームページのデータを置いておく土地のようだと思ってください。この記事で紹介したサービスのうちワードWordPress以外はサーバ付きのサービスなので、特にサーバーについて考える必要はありません。
僕はエックスサーバーを使っています。
僕は複数サイトを運営しているのでエックスサーバーを使っていますが、個人の似顔絵販売サイトを作るだけならロリポップがおすすめです。僕もサイトを1個だけしか運営していないときはロリポップを使っていました。
ワードプレスのデザインはテーマというテンプレートを使うのですが、有料のテーマを使うと簡単にデザインが変更できて、カスタマイズ出来ます。
おすすめはSANGOというテーマです。
僕が運営している下記のサイトはすべてSANGOをカスタマイズして作っています。
SANGOはブログ用のテンプレートなのですが、シンプルできれいなので、普通のサイトのように見せることも簡単にできます。