目の描き方について、「これは役立ちそう!」と思ったあれこれをまとめてみました。
- 人類の祖先は黒目だけだった
- 黒目の大きさは生まれた時から変わらない
世界的に見て日本人の黒目はやや大きい方 - 日本人の黒目の大きさは老若男女すべての人が同じ大きさで11~12mmとほぼ変わらない
- かわいい瞳”の黄金比率は「1:2:1」、平均より黒目が10%大きめ。
日本人の白目と黒目の平均的な比率は「1:1.5:1」
以上が私が似顔絵を描く上でザックリと参考になりそうだと思ったネット上の資料です。
個人的には日本人の白目:黒目:白目の平均は1:1.5:1という部分、
正確に定規で測るとそうかも知れませんが、人間にはまつ毛があり、まつ毛は目尻に向かって密度が上がって、長く生えているので、
まつ毛の錯覚が加わると、認識上の平均は若干寄り目になるんじゃないかと思うのです。
黒目の両端に同じ比率の白目がある場合、似顔絵ならそれは瞳が離れている人の表現になります。
日本の漫画は目頭の白目が少なく、目尻の白目の方が大きい表現が多い、
もしくは目頭の線を省略して描く表現が多いのも
このまつ毛の錯覚が原因なんじゃないかと思っています。
あともう1つ「黒目は生まれた時から大きさが変わらない」「日本人の瞳の大きさは老若男女ほぼみんな同じ大きさ」の部分について、
という事は黒目の大きさは眉毛やまつ毛、一重二重、目の形、涙袋など、目の周りの情報によって、大きく見えたり小さく見えたりしていると言う事に。
だとするとカラコンってやっぱり不自然で、せっかく可愛くなりたいと思って付けているのに逆に親近感を阻害してしまうんじゃないかと思うのです…。
これもいつか顔学会に入って調べてみたいねー
▼私と同じく似顔絵師の旦那と二人で似顔絵の教室をしています
▼似顔絵の作画動画も公開しています。