似顔絵にも協会が存在するの?
協会が主催する勉強会ってどんな感じ?
筆者は昨日2016年6月6日に京都で行われた勉強会に参加してきましたので、
そのレポートを書いていきます。
この記事の目次
似顔絵の協会?
よくお客様にも「似顔絵にも協会とかあるんですか?」と質問される事が多いのですが、
今のところ私が知る限り2つの協会が存在します。
▼「日本似顔絵アーティスト協会」
▼「一般財団法人日本似顔絵師協会」
どちらも日本の似顔絵文化のために設立された協会ですが、
私は前者の「日本似顔絵アーティスト協会」に先月加入しました。
京都で行われた勉強会の内容
第一部はネイト・キャプニッキ―さんによるカリカチュア(誇張似顔絵)の素晴らしさを伝える講演。似顔絵の世界大会で数々の受賞歴を持つ凄腕似顔絵師、特に誇張部門という部門で2年連続1位という誇張の達人に講演。
第二部はボウ・ハフフォードさんによるアート×ビジネスをテーマにした講演。チームで会社を立ち上げ、アメリカのデ○ズニーやレ○ランド、有名ミュージシャンとアートでコラボなど、大きな実績の数々を紹介して下さいました。
第三部は宮城康助さんによる似顔絵におけるキャラクターデザインをテーマにした講演。どうしたら人を惹きつける面白いキャラクターのような似顔絵が描けるのか、自分の意図した理想の画風(タッチ)で似顔絵を描けるのか。カリカチュア・ジャパンの生徒育成・講師を役3年勤め、現在は取締役・技術開発部長でいらっしゃいます。その知識と経験が凝縮された講演をして下さいました。
講演で筆者が気付いた事や学んだ事
第一部「ネイト・キャプニッキ―さん」
▲左からメグさん、chunkさん、ネイト氏、米盛 亮さん、私マジェリン
お恥ずかしながら私は今回の勉強会まで彼の名前を知りませんでしたが、講演では
- カリカチュアにこだわる理由
- 誇張した似顔絵でお客様を傷つけない努力
- むしろ喜んでもらい、爆笑を取るための考え方
をスライドショーで分かりやすく披露、実演も行なっていました。
実演の最初は「あーやっぱりカリカチュアが苦手な私には分からない感覚なのかな」と感じてしまった瞬間もありましたが…
休憩時間に原画を間近で拝見するとカリカチュアの魅力ってこういう事か!と、苦手意識を突き破って頂いた気がして感動しました。
カリカチュアはfunnyを追求し、笑いを起こす文化なんだなと。そんな印象を強く持ちました。ただ、あの講演だけを聞いているとカリカチュアは全て同じ!というニュアンスを感じてしまいましたが、ネイトさん自身もアメリカの代表という感じではなく、むしろ誇張の極みなので、王道とはまた違うそうです。カリカチュアの中にも色々あるんですね。
第二部「ボウ・ハフフォードさん」
▲左からマジェリン、ボウさん、chuncoさん
ボウさんの講演は似顔絵×ビジネスと言うよりかは、本当にアート×ビジネスといった印象の内容でした。近頃1人で活動するフリーランスからチームで活動するチームランスに働き方を変えたいと模索している私にとってはとても貴重なお話ばかりでした。
第三部「宮城康助さん」
▲左からマジェリン、宮城康助さん、chuncoさん
宮城さん講演で、絵を分解して考えを整理し、それを人に伝わるように分かりやすくまとめる力に感服!
いつか私たちの教室でも、誇張表現の素晴らしさを知ってもらった上で、生徒さんには自分の描きたい絵や画風とは何かを考えてもらいたいなと思いました。
宮城さんの講演の後半はワークショップ
宮城さんの講演の後半は、講演の内容を元に
会場のみんなで宮城さんをモデルに描いてみよう!というワークショップでした。
▲マジェリンがワークショップで描いた絵
これがその時私が挑戦した絵なのですが、ワークショップで教えてもらった通りにやってみても想像以上に難しかったです(^^;)
自分のイラストの知識、キャラクターデザインの知識の乏しさを痛感。そして普段の私の似顔絵はお客さんの目を気にするあまり、可愛い特徴しか見えなくなっている事に気付きました。1人ではなかなか気付く事が出来ない事を得られるのも勉強会の良さですね。
協会はどなたでも加入できますよ
日本似顔絵アーティスト協会は会費さえ支払えばどなたでも加入できますし、会員限定のコンテンツや勉強会、似顔絵大会などに参加し、同業者と深く交流する事が出来ます。
似顔絵が大好きな人はもちろん、1人では技術の向上に限界を感じる方や、もっと似顔絵の深い世界に興味のある方にとっては一番楽しめる場所だと思いますので、協会に興味のある方は是非一度ホームページを覗いてみて下さいね。
©︎マジェリン