似顔絵楽座のレポート後編です。
前編では似顔絵界唯一のマスコットキャラしきっしーに描いてもらう直前でレポを終了していましたが、
しきっしーに描いてもらう列に並んで、ようやく似顔絵をゲットする事が出来ました。
娘一人だけをお願いすると、いきなりドギツいピンク色を持ち出しペンを走らせるしきっしー。想像以上にロックなマスコット人形でした(笑)
とここでインクの補充をするしきっしー…
いやいや、コピックのペン先の角度おかしい!(笑)こんなにコピックのニブ(ペン先)が曲がってるの初めて見ました(笑)
そして出来上がった似顔絵がこちら
似てる!
しきっしーのボディはきっと似顔絵を描くのにそんなに適した構造ではないと思のですが、
それでもこのクオリティ凄いです。
そしてしきっしーがグッズ販売もしていたので缶バッチとフィギアも購入。
すっかり親子でしきっしーのファンです。しきっしーありがとう!
そして迎えた表彰式
結果は
1位 加藤 友里さん
2位 林 由里子さん
3位 mamoruさん
4位 しきっしーさん
5位 永石エンジさん
6位 ろーにーさん
独創(走)者賞 しゅん楽さん
洒落者賞 佐藤隆一郎さん
写楽賞 ろーにーさん
韋駄天賞 加藤 友里さん
という結果でした。私たちが描いて貰った作家さんがお二人とも入っていて嬉しかったです。
誠におめでとうございます!
似顔絵屋さんとしてお客様の審査・投票により日本一に選ばれたわけですから
大変名誉ある賞だと思いますし、ここまでの苦労は簡単には真似できるものではありません。
私もまた初心を思い出して似顔絵楽座参加してみたいと思いました。
似顔絵楽座はとても誠実な似顔絵のお祭り
似顔絵楽座は今年で10周年を迎えましたが、それまで何度もルールの改正があり、昨年からようやくルールが安定してきました。
お客様の満足度評価が5段階になっており、どこに○を付けるかによって作家に入る得点が変わります。
そして昨年から導入されたのは、そこにマイナス点を付ける事が出来るようになったという事。
それはどういう事かというと、いくらお客さんを早く描いて数をさばいてもお客さんが満足しなければ上位には入れないというシステムになったんです。
これは非常に現実味があります。
例えば大会以外で普通に町の似顔絵屋さんい行ったとして、一人当たりの相場が大体1,500円から2,000円くらい。もしも描いてもらって、それが不満であれば、もう同じ作家には描いて貰おうと思いませんよね。
さらに似顔絵は周りの人に見せたりして、似てないなという悪い噂が広まる可能性があるので、描けば描く程、作家にとってマイナスになりうるのです。
なので、このマイナス評価が導入された事によって大会の評価と現実の評価に差がなくなってきたと思います。その中で優勝出来る事がどれほど凄い事か。
早描き大会でもない、職人だらけの内向的な大会でもない。
とても誠実な似顔絵のお祭りだなと思いました。
来年以降もずっと続いていて欲しいです。
レポートは以上です。
長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。